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2012年 01月 05日

ベン・シャーン

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何十年ぶりに逗子へ行って来ました。

鎌倉へは6年前まで毎月お茶の稽古で通っていましたが、その一つ先の逗子がなかなか行けないのですよ!

学生時代葉山に住む友人が居て、その頃は良く遊びに行っていました。

何時も駅までお母さんが車で迎えに来て下さるのですが、なんだか田舎者の私には、凄くおしゃれな場所?東京の別荘地?みたいな場所に思えて、珍しかったです。

しかも当時車の免許を持ってる女性が自家用車(しかも外車だったような気が)を運転している、というシチュエーションが、もうかなりあこがれでした。

え、用事はと言うとその葉山ご用邸近くに出来た(といってもちょっと前ですが)鎌倉近代美術館の分館です。



そこで「ベン・シャーン展」をやっているのです。
もう昨年12月3日から開催されていて、とにかく早く行きたいんだけど、行けない状態がずっと続いており、ようやく風邪も良くなったので行けた!という訳です。


その美術館は海岸べたの凄い立地条件の良い場所にあります。難点は、交通の便でしょうか。とにかく駅から歩いて行けない場所なので、バスかタクシーです。バスは240円。帰りに500円玉をバスの中に落っことしてしまい見つからないのよ。涙
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タクシーだと1700円でした。行きはタクシー、帰りはバス、がいいかも。
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驚きは、二階がエントランスになっていて外階段で上がるのですが、振り返ると丁度建物の上部がスパッと切れる感じで、そこから上は借景、つまり山がフレームに入って見える。のです。
冬の山も、少し紅葉が残っていてとても美しかった。

「ベン・シャーン」60年代以前に一世風靡した作家ですが、あっという間に次の現代美術の、ジャスパ–・ジョンズやデイビッド・ホックニーなどの作家に取って代わられてしまった作家です。
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でも私は大好きな作家です。
細部の繊細な美しさはなんとも言えませんでした。実物を見るまでわかりませんでした。
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1954年ビキニ環礁で水爆実験の被害にあった第5福竜丸のことを絵に描いた人です。
さらに50年経ってアーサー・ビナードが詩を付け「ここが家だ」という絵本になっています。見た人も居るでしょう。


のんびりバスに乗って帰りながら、我が青春も遥か彼方に行っちゃったんだなって実感しました。

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by fran0923 | 2012-01-05 18:13 | 展覧会


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