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2013年 11月 03日

思うこと

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昨日、船橋の彫刻家のお宅を訪ねました。

その人はブロンズ作家で、長くグループ展をやった仲間です。

亡くなったのですが、もうそろそろ3年目になります。

実は高校、大学の先輩に当たる人でもあります。



遠いところでした。

なにしろ、最寄り駅からバスが1時間に2本しかありません。

途中で雨は降り出し、さんざんでした。

行くと、アトリエを改装した展示室があり、そこには作品と、制作の為の道具類が展示してありました。

裏庭でパーティが催されていて、5〜6人既に出来上がっているではありませんか。

私もお酒を勧められましたが、ここで飲んだら帰れなくなると思い固辞しました。


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実は四十九日の時、その奥様から今後どうすればいいのか、何をすればいいのか、と問われたことがありました。

私はそういうことについては、年下だけど先輩でもあります。

なにしろ、もう夫が亡くなって29年目ですから。

普通の方でしたら遠慮したのですが、何か参考になるかと思い、私の場合をお話ししました。

それは、まず何とかして、遺作集の形で作品を残すのがいいのでは?ということでした。

実は私は夫の全作品を収録した作品集を作ったのですが、7年もかかりました。

自費出版ではなく、大手の出版社が編集してですよ!

作品が全国にあるので、それを探し出すのがとてもじゃなく難しかったです。

それでも何年もかけて所在を探し出し、撮影し収録することが出来たのはとても運がよかったと思っています。

彫刻作品は数多く出来るものではないので、平面作品に比べると数は少なく探すのはそれほど難しいことではないのですが、でも大変なことです。

しかも、自分で手がけるのは並大抵のことでは出来ません。

そんなに急がなくともゆっくり納得のいくものが出来ればいいのでは?と思っていました。

そしたら、奥様は頑張って1周忌にはそれを作ってしまったのですよ。

そして、アトリエを記念室のような形にしたので、見に来て欲しいというお知らせが来ました。

今まで一度も行ったことがなく、もしかしたらこれが最後かも、、、と思い、出かけた次第です。
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奥様は趣味で陶芸をやっていて、アトリエの反対側に陶芸の作業部屋がありました。

陶芸の話をするときは、実に楽しそうでした。

きっとこれで良いのでしょうね。

奥様の本当の心のうちを読むことは出来ませんでしたが、2年で夫のすべてを整理し、自分のこれか

らの生活を楽しく過ごす。って理想でしょうけど、私には出来ませんでしたね。

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かわいい!!







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by fran0923 | 2013-11-03 18:03 | その他


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