2014年 11月 16日
九州から帰って来ました。 登山に興味のない方にはおもしろくないかもしれませんが、記録の意味でも認めたいと思います。 13日の深夜八幡浜から宇和島運輸のフェリーで別府へ行き、高速を走って久住連山を目指しました。 しかし早朝すぎて真っ暗です。 それに天気が良くありません。 前々から計画をし、宿も予約してありますし、いろいろと予定もあるので、この日以外は動けなかったので仕方ありません。 高速に乗るとすぐ由布岳らしき物の影が見えて来ました。が、天気が悪いです。 上空は雲でよく見えません。 この状況は午後までずっと続きました。 カーナビで指示されるがまま、九重ランプで出たのですが、心づもりではやまなみハイウエイを行く事になっていました。 しかし天気が悪いです。きっとやまなみに行っても何も見えなかったでしょう。 つり橋がありました。 で、九重ランプを降りて凄い渓谷沿いのくねくね道を通り、筋湯温泉を通り過ぎ、どこをどうやって行ったのかわからないまま、それでも久住山の登山口の一つ「長者が原」に到着しました。 駐車場は凄い数の登山者で一杯です。 私の予定では、そこではなくもっと南の方の大曲(おおまがり)か牧の戸口のどちらかです。 やがて大曲に到着したのですが、そこには既に2台駐車してありましたが、何度も言いますが天気が悪いです。 憎い寒波です。 雪がちらちらと降っています。しかもそこは急登で久住山のとなりの星生山(ほっしょうざん)への登山口です。 この天候では、私の目的であるスケッチが出来るような状況ではなかろう、と思われますし、 たとえ山頂まで行けたとしてもそこから下って途中から九住山へ行くにはかなり厳しいと思いました。 そこはあきらめ、最後の計画の牧の戸口からの往復にしました。 そして、少し登ってみて無理ならすぐ降りて来ようと思っていました。 登山口からしばらくは舗装道路です。そして木道の階段となり、ごろた石の登りになりました。 その辺りから樹氷が現れ始め、それは夢のような美しいものでした。 時折降る雪や霧のような雲は全体の山容を見せてはくれませんでしたが、樹氷を見ながら、樹氷のトン ネルをくぐりながら、いつの間にか山頂が見える場所に来ていました。 そこは尾根になっていて、星生崎という場所で、吹きっさらしです。多分零下だったと思います。 足も手も凍えそうでした。 遠くに久住の山頂を目指して登る人の姿が見えますし、そこに行けばその向こうの素晴らしい風景があ るのも分かっていましたが、相変わらずの寒さと、ちらつく雪、そしてほとんど山頂を覆う雲を見てい ると、早く切り上げて麓に帰らねば、とあきらめざるを得ませんでした。 仕方ないので、風を受けない岩陰に座り、おにぎりを食べ、(それも冷え切った)スケッチをして下山しました。 強風で雪がエビのしっぽになっています。 後で考えると、登山の目的からすれば後30分も歩けば山頂にたどり着いたと思いますが、きっと何も 見えなかったでしょうし、下りで滑ったのではないかと思います。 面白い山でした。 雲が切れて山頂が一瞬見えました。 下山後、山頂まで行った登山者と話しましたが、やはり何も見えなかったのと、あまりの強風と寒さで 5分と居られなかった、ということでした。 続く
by fran0923
| 2014-11-16 20:24
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