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2011年 01月 23日

レース編み

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昨年の夏、とてもとても暑かったあの夏に、私は口蹄疫で苦しんでいる宮崎県の都城市というところを訪れた。都城市というところは、九州の内陸にあり、酪農が盛んである。
それに、細川家発祥の地ということで、とても歴史のある町でもある。

運悪く口蹄疫の影響で、パーティーの食事も牛肉無し、なんだかちょっと寂しいテーブル。
一昨年この仕事を紹介してくれた友人は「とにかくうまい牛肉食べ放題だから。よろしくね!」と言って仕事の説明はそこそこに、、私に丸投げした、、、。

とはいえ、がっかりすることばかりでもなくて、風景は、私の思っていた以上に、九州独特の湿気を含んだ濃い、すばらしいものでしたよ。

その辺りは、栄養豊かな土壌に育まれた、針葉樹とさまざまな広葉樹の混在したおおらかな自然に囲まれて、高千穂峰や、韓国岳という名峰がすぐそばにあるのです。
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そのなだらかな山裾では沢山の牛や羊が草を食んでいた。と書きたいのだけど、実はほとんどいなかったのです。

きっと処分されてしまったんですよね。遠い東京にいて人ごとのような話をテレビで見ていただけだったけど、こうやって地元に来てみるとその切なさがジワジワと感じられて、当事者は本当に大変だったんだなあ。と思ったことでした。
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そこから、鹿児島空港へ出て、一日に一便しかない、ひょっとして私にも操縦できるんじゃないかと思うような、小さなプロペラ機で(30人くらいしか乗れない飛行機)松山空港へ。

途中九州から四国へと、伊予灘を下に見ながら飛んで行くのだけど、小さな飛行機なので、とても海が近くて、島が沢山見えて嬉しかったです。

そして私の実家へ帰りました。実は母がもう95歳なのですが、その時は健在でした。といってもかなり立派な痴呆症です。暮れに脳梗塞をおこし、今は寝たきりになってしまいました。

ことあるごとに帰っては、娘である私を認知しているかどうか確認しなければなりません。
その時は、大丈夫でした。名前も言えました。
それが私とちゃんと話をした最後でした。

そんな母をずっとそばで介護してくれているのが姉です。
その姉が介護の暇々に編んだレース編み。

なかなかこういうのも捨てた物じゃないと思って、姉にもっと沢山編んでもらいたくて、おだてまくっています。

沢山作っては友人知人に差し上げているようです。


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これはアルミのコースター。鳥の絵がレリーフになっているもの。



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銀メッキの一輪挿し

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by fran0923 | 2011-01-23 14:25


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